中央が天野委員長

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「きものサローネin日本橋」実行委員長 天野豊のつぶやき

きものサローネin日本橋実行委員長・天野豊は、日本橋人形町育ち。老舗浴衣商の三代目です。
当コラムでは、そんなお江戸日本橋っ子である天野が、きものや浴衣、日本文化に寄せる熱い思いをつづります

第1回 きものサローネ4年

きものサローネは、今年、4年目を迎える。
その始まりは、本当に素朴な一つの思いだった。
きものを着る人と、きものを作る人、そして売る人が、真っすぐに触れ合う場所を作りたい。
着る人は、「お品物をただ見るだけでは悪いかしら」という思いから、作る人・売る人は商売優先の姿勢から、一旦、離れる。
ただ純粋にきものを前に置いて、「このきもの、かわいい!」「この色が好き!」「この格子がもう少し大きかったらもっとおしゃれなのに」「ああ、この色は紅花で三回染めたんですよ」「僕らの街で江戸時代から織っている布なんです」‥そんな風に、会話を交わす。
そこから新しい発想が生まれて来るかも知れないし、隣り合ってブースを出した作り手同士が話をすることで、新しいコラボレーションが生まれるかも知れない。そしてきものファンは更にきものを好きになってくれるかも知れない。
そういう、一種学園祭のような、“きものの広場”を作りたいという思いがあった。

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第2回 浴衣一筋121年、暖簾の渡し方

私は今年、七十五歳になった。
明治の半ば、日本橋人形町に祖父が創業した浴衣屋の三代目として暖簾を守り、現在は長女に家業を任せ、きもの文化の普及活動に力を注いでいる。

‥と、このように書くと、いかにもお江戸日本橋のきもの文化にどっぷりつかって生きて来たと思われるかも知れないが、振り返ってみれば私の人生はいつ、も欧米からの波に強くさらされて来たように思う。

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第3回 きものの明日

先日、朝日新聞で「着物に明日はあるか?」という特集が組まれた。大々的に、7ページにもわたる特集で、様々な角度からきものが置かれている現状を分析し、未来への提言も行っている。
よくよく読んでみると、担当された記者の方々は特にきもの好きだったという訳でもなく、だからこそ非常にフラットな目で、きものの今を観察しているところが素晴らしい。
そして、そんな彼らがそもそもきものを採り上げようと思い立ったこと、また、朝日という全国紙の上層部がこれほどの大型企画にゴーサインを出したことの背景には、「きものに、何かがある」「題材として面白い」、そういう予感が存在したのではないかと思うのだ。

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第4回 日本の心が輝く時

七十代に入ってから、昔の友人たちと勉強会を始めた。
大学時代のゼミの仲間が集まり、経済学や社会学の本を読んでいる。
大学の教授を講師に招く本格的なものだ。

これまでの人生、仕事に打ち込み、時には思い切り遊び、悔いなく過ごして来た。けれど、ただこのまま、個人の人生だけを追求していて良いのかという思いがある。
自分たちにとってはそれなりにいい世の中だったこの社会を、次の世代にも良きものとして手渡したい。先に生きて来た者にはその責任があると思うのだ。

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  • きものNightCOREDO室町1三井ホール 10/8(木)9(金)
  • 企画展「きもの100体スタイリズム」江戸桜通り地下歩道 10/8(木)~10(土)
  • きもの企画展&SHOWCOREDO室町1三井ホール 10/9(金)10(土)
  • きものマルシェYUITO日本橋室町野村ビル 10/7(水)~9(金)
  • オリジナル小型印サービス 10/7(水)~10(土)
  • 日本橋を愉しむ<きもの割引> 10/7(水)~10(土)
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  • サローネ出展者と出演者をもっと深く知るためのインタビュー&コラム