丹後の藤布 帯の織元
京都・丹後の地で100年以上にわたり絹織物を製造してきた機屋です。 縄文の古から伝わる原始の織物「藤布」を継承し、昔ながらの技法を守ってつくっています。 藤布の持つ野趣溢れる深い味わいに、絹織物の多彩な表現を加え、独自の帯を織り上げています。
藤伐り 山野に自生する藤の蔓を春から初夏にかけて採集します。
灰汁炊き 乾燥させた藤蔓の中皮を、ふるいにかけた木灰を用いて4時間ほど煮炊きあげます。
袋帯、京袋帯、名古屋帯を中心に、半巾帯や角帯などをつくっています。